
― 技術×証明力で“選ばれる理系”になる ―
理系学生は、専門知識や研究力が強み。でも、就職の現場では“実力の証明”が求められます。資格を持っていると、知識だけでなく「学ぶ姿勢」や「責任感」を企業に示せる。今回は、理系学生のキャリアを後押しする“取っておくべき資格”を分野別に紹介します。
💻 情報・電気電子系におすすめ
🔹 基本情報技術者試験(FE)【国家資格】
難易度:★★★☆☆ | 実用度:★★★★★
IT企業だけでなく、メーカーのシステム部門にも評価が高い定番資格。
アルゴリズム、プログラミング、ネットワーク、データベースなどを体系的に学べ、**「理系の地頭力」**を示すには最適です。
💡 ポイント
- 文系エンジニアとの差をつける基礎力
- 企業によっては資格手当や評価加点あり
将来AI・データ分析・IoT分野に進みたい人にも超おすすめ。
🔹 応用情報技術者試験(AP)
難易度:★★★★☆ | 実用度:★★★★☆
基本情報の上位資格で、IT戦略やマネジメントも学べる。
システム開発の全体像を理解できるため、プロジェクトリーダー候補の学生には特におすすめです。
💡 ポイント
- 技術だけでなく「管理・分析力」も評価される
- 就活のES(エントリーシート)でも目を引く資格
⚙️ 機械・建築・設計系におすすめ
🔹 CAD利用技術者試験
難易度:★★☆☆☆ | 実用度:★★★★☆
機械設計・建築設計志望ならほぼ必須。
AutoCAD、SolidWorksなどのソフト操作を客観的に証明できる資格で、インターンの評価やポートフォリオづくりにも直結します。
💡 ポイント
- 実務レベルのスキル習得につながる
- 就職後の即戦力をアピールできる
🔹 技術士補(一次試験)
難易度:★★★★☆ | 実用度:★★★★★
理系資格の最高峰「技術士」への第一歩。
学生でも受験可能で、一次試験に合格しておくと専門技術職としての信頼度が一気に上がる。
💡 ポイント
- 国が認める「技術の専門家」資格
- 公的機関・インフラ系・大手メーカーに強い
🧪 化学・材料・環境系におすすめ
🔹 危険物取扱者(乙種第4類)
難易度:★★☆☆☆ | 実用度:★★★★☆
化学・エネルギー系の研究や製造職で役立つ定番資格。
燃料や化学物質を扱う業界では**“安全管理の意識が高い”学生**として評価されます。
💡 ポイント
- 理解しておくと実験でも安全意識が高まる
- 工場・研究所勤務での必須知識
🌍 全理系共通でおすすめ
🔹 TOEIC
難易度:★★★☆☆ | 実用度:★★★★★
理系こそ英語力が差を生む時代。
論文、仕様書、海外クライアントとのやり取りなど、どの職種でも英語は必須。
💡 目安スコア
- 600点:平均的評価
- 750点:就活でアピール可
- 850点以上:グローバル企業でも高評価
「技術×英語」で活躍の幅が一気に広がります。
🔹 日商簿記(3級~2級)
難易度:★★★☆☆ | 実用度:★★★☆☆
理系職種でも「コスト感覚」や「経営理解」が求められる時代。
簿記を学ぶと、“数字に強い理系”という希少価値を持てます。
💡 ポイント
- エンジニアでもプロジェクト管理に活きる
- 技術×経営の両輪を持つ人材に
🧭 資格を取る順番の目安(学年別)
▶ 1〜2年生:基礎力をつける時期
- TOEIC(英語の基礎力アップ)
- 危険物取扱者(乙種第4類)
- 日商簿記3級(数字・経営の理解)
▶ 2〜3年生:専門力を身につける時期
- 基本情報技術者試験(IT・情報系の基礎)
- CAD利用技術者試験(設計・機械系)
- 日商簿記2級(応用的な経営知識)
▶ 3〜4年生:差をつける・上級資格に挑戦する時期
- 応用情報技術者試験(高度ITスキル)
- 技術士補(一次試験)
- TOEIC高得点(700点以上を目標)
💡 ポイント
- 「低コスト・短期間で取れる資格」から始めるとモチベ維持しやすい。
- 就活直前に焦るより、学年ごとに1〜2個ずつ積み上げるのが理想。
✅ まとめ(理系分野別おすすめ資格)
🔹 IT・情報系
- 基本情報技術者/応用情報技術者
→ 論理力・プログラミング・ネットワークの証明に最適
🔹 機械・建築系
- CAD利用技術者/技術士補
→ 設計スキル・専門性を客観的に示せる
🔹 化学・材料系
- 危険物取扱者(乙4)
→ 実験・製造現場での安全管理スキルを証明
🔹 全理系共通
- TOEIC/日商簿記
→ グローバル対応力・数字感覚・経営理解を強化
📘 最終メッセージ:
資格は「取ること」より「活かすこと」が大切。
理系の強み(専門性)+資格(信頼)+実践(経験)の3つがそろえば、
どんな就職活動でも一歩リードできます。

コメント