
「スキンケアって、結局なにから始めればいいの?」多くの女性が抱えるこの疑問。実はスキンケアは「正しい順番」と「自分に合った調整」がとても大切です。間違った順番で使うと効果が半減してしまうことも…。ここでは、基本の流れに加えて、肌質や季節ごとの工夫まで含めた「100点のスキンケア」をご紹介します。
1. クレンジング(夜のみ)
目的
メイクや日焼け止め、皮脂汚れをしっかり落として“素肌をリセット”する。
コツ
- タイプ選び:
- ナチュラルメイク → ミルク/ジェル
- ウォータープルーフ → オイル/バーム
- 時間は1分以内:長時間こすると乾燥・赤みの原因に。
- ポイントメイクは専用リムーバーで先にオフすると肌負担を軽減できる。
2. 洗顔(朝・夜)
目的
肌表面の汗・皮脂・ホコリを落として、次のスキンケアを受け入れやすい状態に。
コツ
- 泡はレモン1個分くらいの大きさを作ると十分。
- 顔をこすらず「泡を転がすように」洗う。
- すすぎは30回以上が理想。ぬるま湯で洗い流すと乾燥を防げる。
3. 化粧水(すぐに!)
目的
洗顔後の乾いた肌に水分を届け、肌をやわらかく整える。
コツ
- 洗顔から3分以内に塗布する「3分ルール」を守る。
- 手で包み込むように押し込むと浸透感アップ。
- 乾燥が気になるときは「ローションパック」も効果的。
4. 美容液(肌悩み別ケア)
目的
シミ、シワ、毛穴、乾燥など「個別の肌悩み」を集中ケア。
コツ
- 乾燥肌:ヒアルロン酸、セラミド
- 毛穴・くすみ:ビタミンC誘導体
- エイジングケア:レチノール、ナイアシンアミド
- 使う順番は「化粧水の後、乳液の前」が基本。
5. 乳液
目的
水分と油分のバランスを整えて、うるおいをキープ。
コツ
- 脂性肌の人も「少量は必要」。完全に省くと乾燥による皮脂過剰を招く。
- 乾燥しやすい頬や口元はやや多めに。
- 手のひらで温めてから塗ると浸透しやすい。
6. クリーム(夜や乾燥時)
目的
乳液だけでは物足りない部分を“保湿のフタ”で守る。
コツ
- 秋冬やエアコン環境では必須。
- 首やデコルテまで塗ると「年齢が出やすい部分」をケアできる。
7. UVケア(朝の最重要ステップ)
目的
紫外線から肌を守り、シミ・シワ・たるみを防ぐ。
コツ
- 毎日必須:曇りや冬でもUVは降り注ぐ。
- 量はパール2粒分が目安。薄塗りはNG。
- 日中の塗り直しはスプレーやパウダータイプを活用。
季節・肌質での調整ポイント
- 乾燥肌:化粧水は重ね付け+保湿力の高いクリームを。
- 脂性肌:さっぱり系の化粧水+乳液は少量。
- 夏:UV対策を強化、ベタつき防止にジェルタイプの保湿を。
- 冬:オイルやバームをプラスして乾燥から守る。
まとめ
女性のスキンケアは、「クレンジング → 洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液 → クリーム → UVケア」が王道の流れ。大切なのは「順番を守ること」と「自分の肌に合った調整をすること」。スキンケアは一日で変化が出るものではありませんが、正しい方法を続けることで、数か月後の肌は必ず変わります。今日から“未来の自分の肌”を育てていきましょう。

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